本棚から一冊とりだしてページを開くと、以下の言葉が飛び込んできた。
魂の目覚めについて
一般的に言ってハートの覚醒はとても重要だ。すなわち最初の悟りから数年を通常必要とする。 つまりさらなる進化が必要なのだ。p72
アジズとの対話 魂の覚醒を求めて / アジズ クリストフ、天野 清貴〔著〕 / アルテ / Amazon
思い返せば、チャネラー養成講座を受講したのは、最初の悟りから1年後くらいだった。 ハートの覚醒と思われる状態まで、さらに3年くらい要している。 まさにそんな感じだ。
読んだ当時は最初の悟り以前ということもあり、理解も浅く印象もあまり残っていない。 だが再び目を通すと、アジズの言葉がとても自然で今の心境に近い気がする。 タイミングだなと感じ、読み返してみた。
目次
印象に残ったもの
あなたそのものが瞑想だ
あなたそのものが瞑想なのだ。瞑想とは何かをするものではなく、あるがままのあなたであるということだ。 だから自分であることが瞑想だ。p37
人生は生きるためにある
人生は探求するため、修行するためにあるのではない。 人生は生きるためにあるのだ。p59
スピリチュアリティは単なる薬だ
スピリチュアリティは薬のようなものだ。薬を飲んで癒やされたら、薬をドロップする。 もし薬を飲み続けたらまた病気になってしまうだろう。
我々は投影という領域を生きている。投影につぐ投影。その中でもスピリチュアリティは最悪だ。 あまりにもたくさんのエゴ・ゲーム、たくさんの投影がある。私は悟った。彼は悟っていない、 彼の悟りはより高いレベルだ等々、これらはすべてエゴだ。p79
真実を欲していない理由
あなたはパワーを欲している。偉大な体験を欲している。エクスタシーを欲している。が、真実は欲していない。 真実を欲していない理由？それはあなたにとり真実はあまりにもシンプル過ぎるからだ。
もしあなたに真実を与えても、あたたはこう言うだろう。 「えっ！これだけー？こんなことに時間を無駄にしたくない…。」p88
ガイダンスからの最高の教え
この教えはあなたに自由を与えるのだ。あなたを別の何かにするのではなく、あなた自身であれるという自由。 我々はあなたを目覚めさせると同時に、自然な人間であることを許す。感情や欲望を否定しないと同時に、 さらなる進化も否定しない事。人間の多次元的な要素をそのまま受け入れることだ。p154
さいごに
アジズの言葉には共感するところが多かった。でも、彼の本をすべて読み直す気はない。 これからの人生で考えているのは、自分であること、そして自分を表現することだ。 それは、絵や文章など特定の枠にとらわれない。この世界でできることすべてが対象だ。 それはアートとも呼ぶものかも知れない。人生はアート。